○ジャパン・フラワー・フェスティバル 2003 in とっとり花回廊

今回は展示会場となったテント内に照明・音響機材などを吊り込むため、<トラスシステム>が重要な役割を占めました。
40m角テント内に長さ36mの520mm角トラスを二本、20m×20m角テント内に長さ12mの520mm角トラスを一本吊ることにより、メインステージ及び各展示ブースへの効率的な投光を可能にしています。
3本のトラスは全て、KITO製 リバーシブル型チェーンブロックで吊っており、これによって充分な安全性を確保しつつも、作業効率を大幅にアップすることが可能となりました。

また場内のベース明かりとしてトラスに蛍光灯を幅1m間隔で設置したことにより、展示会場として必要十分な光量が得られています。  展示ブースへの投光は全て演色性に優れたハロゲンランプを用いているため、草花本来の色彩を損なうことなく、自然な発色を実現しています。  また場内へ効率よくアナウンス・BGMを放送するため、音響用スピーカーもトラスに吊っています。

今回の展示会では通常のそれとは一風変わった雰囲気を演出するために、各ブース当て用一般照明に加えて、ムービングライト(スタジオスポットCMY)を使用しました。
またムービングライト本来の演出効果に加え、<オリジナル・ゴボ>の使用により、とっとり花回廊ならではのパターンを投影することを可能にしています。
以上のように、仮設テント内という比較的制限の多い状況下に於いても、トラスシステムやムービングライト、リバーシブル型チェーンブロックは、様々な演出のご提案を可能にしていきます

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